もしかして、こんなお悩みありませんか?
- 階段の昇り降りで膝がズキッと痛む
- 正座やしゃがむと膝がつっぱる感じがする
- 歩きはじめに膝がこわばる・スムーズに動かない
- 立ち上がるときに膝の内側が痛い
- レントゲンで「膝が変形している」と言われた
こんな症状があると、「もう年だから仕方ない…」と我慢してしまっている方が多いかもしれません。
でも実は、膝そのものではなく“他の部分”に根本原因があるケースがとても多いのです。
この記事では、膝の痛みの本当の原因と、正しいケアの方法について、整骨院の視点からわかりやすくお伝えします。
あなたの膝の悩みが少しでも軽くなるヒントになれば幸いです。
🌿変形性膝関節症=治らない…ではありません
変形性膝関節症と診断されると、「もう治らないのかな…」と不安になりますよね。
実際に一度変形してしまった骨の形そのものを元に戻すことはできません。
ですが、ここで大切なのは「変形=痛い」とは限らないということ。
変形があっても足の着き方・歩き方・股関節や骨盤の動きを整えることで、痛みが軽減し、歩けるようになる方もいます。
諦める前に、身体全体のバランスを見直してみませんか?
🔍膝が痛くなる“本当の原因”とは?
多くの方が「膝が悪いから痛い」と思いがちですが、実は膝以外の部分に根本原因があるケースがほとんどです。
その中でも特に多いのが、股関節や足関節がうまく使えていないパターン。
- 股関節にうまく力が入らない
- そのため体重を股関節で支えられず、膝で頑張って支えてしまう
- 結果、膝に必要以上の負担がかかり、痛みや炎症が起こる
- 過去に足関節を負傷していて、足関節にうまく力が入っていない
これは身体の使い方のクセであり、放っておくと悪化してしまいます。
💡骨盤のゆがみが膝に影響する理由
骨盤のゆがみや開きも膝に大きな影響を与えます。
骨盤が開くと股関節が外に開きやすくなり(いわゆる股関節の外旋)、その状態で歩くと膝関節にねじれのストレスがかかってしまいます。
このストレスが毎日積み重なることで、膝の内側や外側に痛みが出やすくなり、関節自体にも負担がかかります。
つまり、「膝の痛み=膝のせい」ではなく、骨盤・股関節・足の着き方を含めた“姿勢の連鎖”が原因のことが非常に多いのです。
🏠ご自宅でできる簡単セルフケア
① お尻歩き体操(骨盤・股関節まわりをほぐす)
床に座った状態で足を伸ばし、左右のお尻を交互に使って前に進む動作を行います。
- 手は胸の前で軽くクロス
- 前に5歩、後ろに5歩を1セットとして、無理のない範囲で2〜3セット
股関節の柔軟性アップ+骨盤の動きを整えるセルフケアです。
② クッションはさみ運動(内ももトレーニング)
椅子に浅く座り、膝の間にクッションや丸めたバスタオルを挟みます。
- 背筋を伸ばして姿勢を正す
- 両ひざで5秒間ギュッと挟む → 5秒休む
- これを10回繰り返しましょう
内もも(内転筋)を鍛えることで膝のブレやねじれを防ぎ、関節を安定させる効果が期待できます。
🏥当院でのアプローチ|“膝をかばう体”からの卒業
ふなき整骨院では、膝だけでなく、全身の動きとバランスを重視した施術を行っています。
- 骨盤・股関節のゆがみや動きのチェック
- 足の着き方・体重のかけ方の修正
- 歩き方・姿勢など全身の連動性の改善
膝をかばう姿勢を続けると、反対側の膝・股関節・腰にも負担が広がる恐れがあります。
そうなる前に、早めにケアしてバランスよく動ける体を取り戻しましょう。
💬よくあるご質問
Q. 変形していると言われたのですが通っても意味ありますか?
A. はい、あります。変形自体は戻せませんが、痛みの軽減や可動域の改善は可能です。
Q. 正座やしゃがむのは控えた方がいいですか?
A. はい、膝に痛みや変形がある方は、正座は基本的に控えるべき動作です。
正座や深くしゃがむ動作は、膝関節に強い圧力がかかるため、状態を悪化させるリスクがあります。
無理に行おうとせず、まずは膝に負担のかかりにくい動き方を身につけることが大切です。
当院では、膝に負担をかけずに日常生活を送りやすくする体の使い方を一緒にサポートしています。
Q. 加齢のせいだから仕方ないのでしょうか?
A. 確かに年齢とともに関節のクッション(軟骨)は減っていきますが、「年齢=痛み」ではありません。身体の使い方や歩き方、筋肉の柔軟性を見直すことで、年齢に関係なく痛みの軽減や改善は可能です。
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